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(メモ)全体としての主権者国民と、人権主体としての国民個人

「国民」主権というときは、全体としての国民を指しています。それは、日本国という公共社会のあり方を最終的にきめる立場にあるものとしての国民であり、権力の実体そのものではないにしても、権力に正統性を与える存在です。そのようなものとしての「国民」は、憲法によって縛られる立場にあるのです。

それに対して、憲法十三条がいうのは、「個人として尊重」される立場にある国民です。それは、権力に対抗する??国民の名による権力に対しても対抗する??立場にある、人権主体としての個人であり、憲法そのものに対してすら異議を唱える、思想と良心の自由を主張できる存在です。

主権者の地位にある全体しての国民と、人権主体である国民諸個人とのこの区別は、時として不用意に、時として故意に、混同されます。その混同によって、しばしば、ひとりひとりの個人のかけがえのない生き方が、国民の名のもとに??必らずしも、悪名高い支配者の名においてではなく??圧しつぶされるおそれが出てくるのです。

樋口陽一(2006)「日本国憲法」まっとうに議論するために(みすず書房)

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