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(メモ)「相互監視社会」の到来が生み出す恐怖 (宮台真司)

■こうした傾向を後押ししたのがマスコミ だ。かつては「テロ」などと呼ばなかった対象まで、〈国家〉の役人が言うがままに、何もかも「テロ」だと称するようになった。何もかも「テロ」だと称することは、〈社会〉のほうが〈国家〉よりも恐いという印象を強める機能を果たす。時代の流れを呼んで役人どもはワザとそうしている。

■かつてハイジャックはテロと呼ばれなかった。「海外旅行するときはテロやハイジャックには気を付けて下さい」という具合に、テロとハイジャックは別カテゴリーとして並列された。79年のダッカ空港事件も「テロリストがハイジャックをした」というふうに報道された。今ではハイジャック自体がテロだと呼ばれてしまう。

■テロリズムやテロリストの「テロ」は「恐怖」を語源とする。この言葉は、クーデターと並んで何やら「国家転覆」の匂いがする。「犯罪」と呼ばず「テロ」と呼ぶことで、「〈社会〉が〈国家〉を脅かしている」「〈社会〉のほうが〈国家〉よりも恐い」といった印象が強められる。マスコミがこうした流れに加担している。

■宮崎学氏も指摘しているが、青少年を含め強姦や殺人などの凶悪犯罪は、戦後から一九六〇年代前半にかけての二つのピーク時から見ても大幅に減った。ヤクザの抗争事件も明白な減少傾向だ。だが、ひとたび“凶悪事件”が起こるとマスコミが大騒ぎするから、何となく「〈社会〉は犯罪が増加している」という不安を抱かされる。

■これは九・一一以降に顕著になった「空気を利用した〈国家〉支配」に通じる。〈社会〉に対する漠然とした不安が醸成されていく。不安が昂進するにつれて〈社会〉は自らが解決できないと思い込み、〈国家〉が何とかすべきだとの意識になる。〈国家〉がそれを百も承知で、マスコミを使って〈社会〉に対する不安を煽る。

http://www.miyadai.com/index.php?itemid=126

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