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[メモ] 家父長制批判の可能性の原理 (1)

わたしの考えでは、ラディカル・フェミニズムからポストモダン・フェミニズムへの論理展開は、社会を先験的に家父長制体制と規定しているところからもたらされると思われる。こうした論の立て方だと、性別に基づくあらゆる行為は、家父長制的体制を補強するものだということになってしまう。また、近代西洋が男性支配のシステムだとすると、合理性や自立性をはじめとした近代の啓蒙的価値の一切が、家父長制的イデオロギーとして否認されることになってしまうのである。

なぜならば、人間のどのような行為でも、外在的な構造をア・プリオリに立てて、その構造連関から機能主義的に意味づけることが可能になるからだ。このような思考は、社会を支配する構造を先験的に立てて、あらゆる現象をそこから演繹的に価値評価する思考形式なので、「形而上学的思考」と呼ぶことができる。この思考様式の元では、人がある現象をどのように意味づけているかに関わらず、そのことを価値評価することが可能になってしまうのである。フェミニズムの場合、この構造を家父長制と措呈しているといえる。そして、性別に基づくさまざまな現象や近代知の啓蒙主義的価値観を、家父長制という構造から演繹的に価値評価しているのである。こうした思考形式の例としては、フェミニズムにおける家父長制概念だけではなく、アルチュセールの「国家のイデオロギー装置」やフーコーの「権力論」などをあげることができる。

http://www.keiho-u.ac.jp/research/asia-pacific/pdf/review_2005-03.pdf

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